岩谷堂箪笥の起源は天明時代(1780年代)に岩谷堂城主 岩城村将が農作だけに頼る経済からの脱却を図るため、産業奨励により岩谷堂箪笥製作を命じたのが、始まりとされています。
その後、その時代時代に合わせ岩谷堂箪笥は改良され、現在にその技術と伝統を継承してきました。
現在では欅の木目の美しさと、それを引き出す漆塗装に飾り金具を装飾した、実用家具としても、お部屋のモダン和風のインテリア家具としても全国で多くの皆様にご使用いただいております。
各工程においては職人に一人一人が、箪笥製造 漆塗装 金具付けにおいて責任を持ち手作りで仕上げているのも大きな特徴であります。
漆の魅力として自然塗料であり、人体へ無害であり大腸菌、サルモネラ菌食中毒を引き起こす細菌を24時間以内に殺菌する事も実験結果により証明されております。
毎日使う家具としても非常に適した家具といえます。
私共は、お客様に長くご使用していただけるよう「家族とともに過ごす家具」を信条に仕事に励んでおります。
様々なライフスタイルの変化の中でも、家族と一緒に時間を過ごし、愛着と思い出がある岩谷堂箪笥で在りたいと願っています。
奥州みちのく岩手の伝統ある家具としての誇りを持ち、皆様の要望に対応し、満足していただける家具作りをこれからも継続してまいります。